4月ももう終わりに近づき、ぽかぽか陽気が続いています。新しい年度になって、仕事や環境が変わった方も多いと思いますが、5月はそれに慣れてきつつも疲れや心労がたまりやすい時期です。たまには一休みしてリラックスできる時間を見つけて、自分をいたわってあげてください。今回は春をるんるんに過ごせるレシピを紹介します。
<リラックス効果が高いと言われている精油>
リラックス効果の高い(副交感神経を優位にする)精油はいろいろありますが、選ぶときの一番重要なポイントは「自分の好きな香りであるかどうか」!例えラベンダーがリラックスできるといっても、もし香りがあまり好きでなければ逆効果です。直感で『あ〜これ好きだなぁ』というオイルを選んでみてくださいね♪
ラベンダーアングスティフォリア(Lavandula angustifolia)
エステル類が多く含まれ、鎮静作用が強い。ストレスの緩和や不眠症などによく使われます。子供からお年寄りまで安全に使えるオイルなので、持っておくと重宝します。
ローズウッド(Aniba Rosaeodora)
家具に使われるローズウッドの木からとれる精油です。ウッディーだけどかすかにローズのような甘い香りがするこのオイルは不安解消やうつ気分などによく使われます。
オレンジ・スイート(Citrus Sinensis)
マンダリン(Citrus reticurata)
ベルガモット(Citrus bergamia)
上記3種は柑橘系のオイルで、おそらくどの年代の人にも一番好まれる香りだと思います。フレッシュでさわやかな香りは気分を前向きに楽しくしてくれます。マンダリンは特に安心感が欲しい時や子供によく使われます。ベルガモットは柑橘系の中では珍しくエステル類が多いので、気分を落ち着けたり不安を解消するのに向いています。
イランイラン(Cananga odorata)
甘くエキゾチックな香りは好みが極端に分かれます。精油を直接かぐときつい香りですが、柑橘系などさわやかな香りと少量混ぜて使うと、上品で優雅な香りになります。
カモミール・ローマン(Chamaemelum nobile)
このオイルもイランイランと同様、香りが強いので(&高額なので!)少量使ってください。深いリラクゼーションに導いてくれるので、不眠症や不安解消、子供のイライラ・ぐずぐずによく使われます。ストレスが原因で胃腸の調子を悪くしている人には最適のオイルです。
まだまだいっぱい紹介したい精油はありますが、一番大切なのは初めにかいたように「自分にとって心地いい香り」であることです♪
使い方は、お部屋に芳香させたり、マッサージオイルにして練る前に胸のあたりに塗っておくとか、クリーム状の練り香水にして会社にいつも持っていっておくとかいろいろあります。
精油を1種類だけ使うのではなく、精油を3−4種類ブレンドすると香りに深みが増し、リラックス効果も相乗されてあがります。ブレンドするときは、香りの強い精油(イランイランやカモミールなど)は少なめにして、柑橘系など軽めの香りを多くいれるのがコツです!いろいろためしてみてください。
<私のお気に入りのレシピ>
お気に入りのブレンドレシピを紹介します。数字は比率なので、アロマランプに使うときやマッサージオイルを使うときの参考にしてください。
@ラベンダー 2
ゼラニウム・エジプト 1
オレンジ・スイート 3
ラベンダーのハーブっぽい香りにゼラニウムとオレンジの甘さが加わって上品な香りに!
Aローズウッド 2
ゼラニウム・エジプト 1
グレープフルーツ 3
ゼラニウムの甘さ、ローズウッドのほろ苦さ、グレープフルーツの爽やかさが見事にマッチ!
Cカモミール・ローマン 1
プチグレン 1
ベルガモット 5
ローズウッド 2
不安がきつい時や寝れない時にお勧めのブレンドです。Grand Bleuではこの練り香水を販 売しています。
Dリトセア 3
ローレル 2
ユーカリ・ラディアタ 2
リトセアとローレルのお菓子のようなおいしい甘さにユーカリがスッと香ります。 |